子どもが3歳4歳になり、自分で出来ることが増えてきた頃…
ママ、もう僕できない!
ママがやってよ!
なんて言ってくることも、まぁ、しょっちゅうありますよね。
そんな時。
「まだ幼いから仕方ない」「今しか甘えてもらえない」とすぐに手助けしてますか??
それとも「諦めないで自分で頑張ってほしい」「甘えさせすぎは良くない」と
自分で頑張らせていますか??
子育てに正解はありませんので…迷いますよね💦
どちらかに振り切っている方、子どもの様子や状況に応じて使い分けている方
様々だと思います。
でも、どちらであっても、今後子どもが成長した時「あきらめない心は持っていてほしい」と
思うパパ・ママは少なくないのではないかと思います。
人生では色んなことがあり、子ども達はこれから色んな経験をして
たくさんの壁を乗り越えていかなければいけないでしょう。
そんな時に、あきらめない心を持っていて欲しいですよね。
今回の記事では、幼児期からパパ・ママが実践できる「あきらめない心を育てるための6つのポイント」
について詳しく説明します。最後まで読んでいただけると嬉しいです💐
(もちろん幼児期を過ぎているお子さんにも有効です
あきらめない心を育てる6つのポイント
1.「目標設定」大きな目標と小さな目標を立てよう
まず、あきらめない心を育てるためには、具体的な目標を立て、
無理のない計画をたてることが重要です
毎日30分読書をする、時計を読めるようにする、お着替えを自分で出来る様にするなど
明確な目標を設定することでやる気が出てきます。
この目標設定はお子さん自身ができるとベストですが、まだ幼い子は難しいかもしれません。
そんな時は、子どもが興味を示していたりハマっていることから
目標を立てるようにすると良いと思います♩
時計に全く興味を示していないのに、「アナログ時計を読めるようになろう!」と親が目標設定しても
やる気になる子は少ないでしょう。(興味を示すようにうまく誘導するのはアリかもしれませんが☺️)
幼児期の目標を設定するときのポイントは「具体的で、達成可能なものにする」ということです
この時期は小さな目標からで構いませんので、成功体験を繰り返すことで、着実にステップアップできます♩
例えば…
身の周りのこと「朝起きてから出発するまでのお着替えを自分でできるようにする」という大きな目標と
「パジャマを自分で脱げるようにする」「脱いだお洋服は洗面所へ持って行けるようにする」などの小さな目標
を決め、それを一つ一つクリアすることで目標に近づいている実感が得られ、あきらめずに頑張る力が育ちます。
2.子どものやる気を引き出す「声かけの使い分け」
次に、子どもが目標に向かって取り組んでいるときのママ・パパの声かけについてです
声をかけるときにぜひ意識していただきたいのが「鼓舞と優しい声かけを使い分けること」です。
うまくできなくて落ち込んでいる時に「頑張ろう」「あきらめないで」なんて言われると
やる気が失せてしまう場合もありますよね
。本人がやる気になっている時には「その調子で頑張ろう」「諦めないで頑張っているね」と
モチベーションをさらに引き出す声かけをしてあげるのが効果的です
反対に、落ち込んでいる時には「無理せず自分のペースでいいんだよ」「少し休憩する?」と
子どもの気持ちに寄り添った声かけをしてあげましょう。
子どものことを一番よくわかっているのはママ・パパです。
その子の様子や気持ちを観察しながら適切な声かけをしてあげてください☺️
子どものあきらめない心を育てるためには、親が子どもの気持ちに寄り添って
精神的なケアをしてあげることが非常に大切になります
3.小さなことから行動を習慣化していく
あきらめない心を育てるためには、日々の努力が大切です。
少しずつで全然いいんです。
まずは、「パジャマは自分で脱ぐ」ことをできるだけ毎日やります。
時間がない時はこちらがパパッとやってしまう方が早いですが
できるだけ自分でやってもらいます。ただし、子どもが「今日はやだ。ママがやって」という時は
「自分でやりなさい!」と無理強いはしなくていいと思います。
「今日は自分で脱ぎたくないの?」とその日その日の子どもの気持ちに寄り添ってあげましょう。
振り出しに戻るのでは?と心配になるかもしれませんが、無理をさせない方が早く達成できたり
長く続けられるようになるのです☺️
毎日の小さな努力が、長い目で見たときに大きな成果を生みます。
あきらめずに毎日続けることで、子ども自身も自分の成長を実感できるでしょう。
継続することの大切さ、日々の努力を積み重ねていくことの大切さを伝えていきたいですよね♩
4.失敗から学ぶ大切さを伝える
失敗を恐れないことも、あきらめない心を育てるために非常に重要です。
「失敗したところでやめてしまうから、失敗になる。成功するところまで続ければ、それが成功になる」
という松下幸之助さんの名言にあるように、まさに「失敗で終わりにしない」ことが成功の秘訣です
幼児期のお子さんは、まだ思うようにできないことも多く、失敗することも多いかもしれません。
そして失敗すると、子ども自身が悲しい思いをしたり、癇癪をおこしたり、大泣きしたり…。
親としては、「悲しい思いをさせたくない」「癇癪おこされると大変」なんて思いから
失敗を避けたくて手や口を出してしまうことも正直多いですよね💦
でも、できるだけ幼い頃にたくさんの失敗をしておいた方が将来のためになります!
失敗を経験せずに成長し、大人になってから初めての挫折を経験すると、
そこでポッキリ折れてしまうかもしれません。
でも失敗を繰り返し経験している人は
「今回は失敗してしまったけど、次は成功させよう。
じゃあ今回は何がいけなかったんだ、何をすべきなんだ〜…」
と次につなげる考え方ができるようになるのです
失敗は成長のチャンスです。失敗を恐れずに挑戦し続けることで、あきらめない心が育ちます。
5.努力や工夫を否定しない
子どもの努力や結果は否定しないようにしましょう。
例えば…朝出発するギリギリの時間。子どもが頑張って自分で着替えているけどなかなかうまくいかない。
そんな時に「もう時間ないから早くしてほしい」という焦りから
「違うでしょ!これはこうするんだってば」「なんで自分でできないの」「もう4歳でしょ」
「前に教えたじゃん」なんて言葉、(よくないとわかってても)つい言ってしまうこともありますよね💭
でも、自分が仕事で試行錯誤している時に上司からそんな声かけをされたらやる気失ってしまいませんか?
もし、時間がなかったりイライラしている時に、つい言ってしまった場合は
「さっきはあんなこと言ってごめんね。時間がなくてママも焦ってしまっていたの。
明日はもうちょっと早い時間から始めてみる?」
ときちんと説明すれば大丈夫です☺️
もしくは、もし口や手を出したくなった時には「ちょっとアドバイスしてみてもいい?」
「少しお手伝いしてもいい?」と尋ねてみるのもいいと思います♩
我が家の絶賛「自分でやりたいけど上手くいかなくてギャーーーー」な時期の娘(2歳)には
しょっちゅうお伺い立ててます(笑)
6.「諦めること=格好悪いこと」ではないことを伝える
簡単に諦める子になってほしくないという思いの方が
ここまで読んでくださっているのだと思いますが…
人生で最も大切なのは「心身ともに健康でいられること」だと思います。
確かに、諦めない心は子どもの将来役に立つことでしょう。
しかし、「諦めることは悪」ということを伝えたいわけではないですよね。
辛い時は休憩も必要ですし、それでも辛い時には目標を見直すこともありでしょう。
大人になればその判断が自分でできるようになるかもしれませんが…
幼いうちは親が子どもの気持ちを一番に尊重しながら柔軟にサポートしていきましょう☺️
いつの間にか親の方がその目標にこだわっている、その結果無理強いしてしまうなんてことも
ありますので…。「子どもを尊重すること」を忘れないようにしていきたいですね
まとめ
- 大きな目標と小さな目標を立てよう
- 声かけをうまく使い分けて子どものやる気を引き出そう
- 日々の小さな行動から習慣化していく
- 失敗から学ぶ大切さを伝える
- 努力や工夫を否定しない
- 「諦めること=格好悪いこと」ではないと伝える
あきらめない心を育てる6つのポイントを幼児期からママやパパが身につけることで、
子どもも成長するにつれて学んでいき、どんな困難にも立ち向かう力が養われていきます
将来、子どもに強い心を持ってほしい方、あきらめない心を持ってほしい方
ぜひ日々の生活に取り入れてみてください☺️
最後に
長くなってしまいましたが…ここまで読んでくださりありがとうございました🌱
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