「怒ることが習慣づいてしまって、些細なことでもすぐ怒ってしまう」
「なかなか話を聞いてくれなくて大きな声で怒鳴ってしまうことが多い」
こんな悩みを持つお母さんいませんか?
忙しい毎日の中で、「子どもの意見を尊重してあげる」とか「気持ちに寄り添ってあげる」とかなかなか大変ですよね。
少し前までの私は、怒ることに慣れてしまい、怒鳴る子育てが当たり前になってしまっていたんです。
まるで “アラ探し” ”怒るポイント” がないか、常に見張っていると捉えられてもおかしくないぐらい、子どもが何かした時にすぐ怒鳴っていたんです。飲み物をこぼした、とかね。
でももちろんそれが良くないことというのはわかっていたし、脱したかった。
きっと今怒鳴る子育てをしてしまっているお母さん達も、みんな好きで怒鳴っているんじゃないんですよね。申し訳なさだったり罪悪感・自己嫌悪になっていると思います。
でもそう悩んでいるってことはまだ変われます!子どもの未来のために、親子の信頼関係のために、できることを少しずつやってみましょう
もちろん毎日は無理!私たちも人間です5回に1回ぐらい上手くいけばOK!ぐらいの気持ちでね
今回の記事では、私が「怒鳴る子育てを卒業するまでに意識したポイント」をお伝えします。
今日からできることがあると思うので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです
親子の信頼関係を大切にしたい方必見です!
※まだまだ怒鳴る日は全然あります。怒鳴り続けることを卒業、かな?
怒鳴り続けることによる弊害
まずは怒鳴り続けることが子どもにどのような影響を与えてしまうのか、改めて確認してみましょう。
考えない子になってしまう
例えば職場に「いつもなぜか怒鳴っている、よくわからない上司
」に怒られたら「怒ってるからとりあえず謝っとこ」「なんでいつもあんな不機嫌なんだろ」「ほっとこ」
と、私だったら思ってしまいます。もしくは、萎縮して常に顔色を伺うだけになるか
。でも、きちんと理由を説明したうえで注意をしてくれたり、助言をしてくれる上司だったら「改善しよう!」と思えますよね。
子どもだとなおさら「なぜ叱られているのか」を適切な言い方で伝えてあげないとわかりません。
「いつものことだし。謝れば許してくれるし。」と、やってはいけないことの理由を考えなくなってしまうんです。
信頼関係を築くことが難しくなる
先ほどあげた例の常に怒鳴っている上司
に、なにか相談しようと思えますか…?むしろ相談したらまた怒ってしまうかも…!いつもよくわかんないけど怒ってるし!ってなりませんか?
一方で、適切な助言をしてくれる上司には相談してみよう!と思えますよね。
親子でも同じことです。信頼関係は「血の繋がりがあるから当たり前に築ける」ものではないと思います。
母も「なぜ怒っているのか」わからなくなる
怒鳴る子育てが癖づいてしまっているお母さん。
昨日怒鳴った場面を思い出して、なぜ怒鳴ったのかをよく考えてみてください
。きちんとした理由がある方は、伝え方を気をつけるだけでいいと思いますが…
私なんかは「なんであんなに怒ったんだ?」ということも結構ありました。
コップに手が当たって飲み物をこぼしてしまったり、触って欲しくないものを触られたり…
子どもに非がなくても怒鳴ってしまっていたことがあったんです。
まあ、前もって「気をつけてね?」と何度も注意を促していたり、あまりにも頻繁に…だとイラッとするのは…仕方ないと思いますが…
ここまでで、自分の子育てについてよく振り返ることができたら、あとは改善です
怒鳴る習慣を捨てる方法
時間と気持ちに余裕がある日はとことん寄り添う
まずはシンプルに、怒鳴る回数を意識して減らします。
私の場合、初めのうちは、急いでいる時や気持ちに余裕がない日に怒鳴ってしまっていたんですが
段々と余裕がある日にも怒鳴るようになってしまったんです。習慣って怖いですね。。
なので、時間と気持ちに余裕がある日は怒鳴らない!叱る場面では、その理由や伝え方に気を付ける!
ようにしました。
意識する日が増えると、自分の中で、「本当に注意しなければいけない」と思うことが見えてきます。
事故になりそうな場面だったり、まわりのお友達に怪我をさせてしまうような場面だったり。
でも、そういう場面こそ、きちんと理由を説明して叱らなければいけないと思うんです。
「危ないって言ってるでしょ!!」「何やってんの!!」だけでは伝わりません。
瞬発的に大きな声を出さないといけなかったとしても、その後説明してあげることが重要です。
「自分の都合」では怒鳴らない
↓過去の私です。これを書くと、そんなんで怒鳴ってたの?!と思われるかも…苦笑
「そのコップ触らないで!!」(こぼしたら片付けるのが大変だから)
「砂場は今日はダメって言ったでしょ!」(手や服が汚れるのが嫌だから)
「はやくお風呂に入りなさい!」(さっさと洗濯したいしお風呂も洗いたい)
「寝る時間って言ってるでしょ!!おばけ出るよ!!」(寝かしつけ後のひとり時間はやくこい)
どれも「口を出してる理由」は、子育てしてるお母さんならわかってくれると思います。
問題なのは、結構怖い顔して怒りながら言ってたことなんですよね。完全にこっちの都合なのに。
なので、大人の都合で「こうしてほしい」と思う時は怒鳴るのではなくて
お願いスタイルを徹底するようにしました
「ママお掃除しなきゃだから、そろそろお風呂入ってくれると助かるなあ〜お願い!
」って。褒め方を変える
今度は…怒り方 ではなく 褒め方 に注目してみます。
「すごいね」「偉いね」だけでなく、褒めようと思った理由を、客観的な事実として伝える訓練をするんです。
「お友達が泣いていたから、おもちゃどうぞしてあげたんだね。〇〇くんのおかげで泣き止んだみたい!その優しさママ嬉しいな」
「お風呂入る前におもちゃお片付けできたね。おかげでお部屋が綺麗になってママ助かったよ。ありがとう。」
叱る時に、その理由を伝える必要があるのと一緒ですね!
忙しいとついつい省略してしまいがちですが、意識的に訓練をすることで、今までよりも「子どもの言動や気持ちをよーーく見る」癖がつくんです。
そうすると、叱る必要がある場面でも同じことが出来るようになります。
まぁ。。どうしても…(お母さん自身の)ポジティブな感情から出る言動と、ネガティブな感情から出る言動では差がありますが、少しでも改善されれば…それでいいんです!
まとめ
・怒鳴る子育ては習慣づいてしまう危険性がある
・母がいつも怒鳴っていると、子どもはなぜ怒られているのか考えなくなる
・親子の信頼関係を築きたいのであれば改善しなければいけない
・時間と気持ちに余裕がある日から「怒鳴らない」を習慣づける
・大人の都合では怒鳴らない。やってほしいならお願いスタイルを徹底する
・褒める時にどうして褒めているのかを伝える訓練をして子どもの言動や気持ちをよーく見る癖をつける
この記事を読んでみて、「わかる!自分も気をつけよう」と思ってくれたお母さんが
一人でも居てくれると嬉しいです
“叱らない子育て”というワードを目にすることも多い今の時代なので
「こんなんで怒鳴る方がおかしい」「そんなの当たり前」という方もいると思いますが…
私にはなかなか難しかったんですよね。
でも、自分の「怒鳴る子育て」をしっかりと見つめ直して受け止め、
改善することができた(現在進行中な部分もありますが)ので、それでOK
怒鳴る子育てが習慣づいてしまっているお母さん。
すごくお気持ちわかります。でもご自身を否定することはしないでくださいね
ここまで読んでいただいた内容を頭の片隅に入れておいて、できる時に
やってみていただけたら、私も嬉しいですし、きっといい方向に行くと思います
ではでは…長ったらしく書いてしまいましたが
最後まで読んでくださった方ありがとうございます
Instagram(@k_nokosodate)とX(@childcoahing)もやっておりますので、愚痴や悩みなどいつでもご連絡ください
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